Japanese
English
臨床報告
閉塞性動脈硬化症に壊死性筋膜炎を合併して下肢切断に至った透析患者の2例
Two cases of major amputation due to necrotizing fasciitis and arteriosclerosis obliterans in hemodialysis patient
柏原 秀也
1
,
江口 大彦
1
,
川崎 勝己
1
,
池田 泰治
1
,
是永 大輔
1
,
竹中 賢治
1
Hideya KASHIHARA
1
1福岡市民病院外科
キーワード:
閉塞性動脈硬化症
,
壊死性筋膜炎
,
透析患者
,
下肢切断
Keyword:
閉塞性動脈硬化症
,
壊死性筋膜炎
,
透析患者
,
下肢切断
pp.1585-1587
発行日 2009年11月20日
Published Date 2009/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102878
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はじめに
壊死性筋膜炎は外科的緊急疾患であり,早期診断が難しく,また感染が浅在筋膜に沿って急速に進展拡大するため,死亡率は6~80%と報告されている1).今回われわれは,下肢閉塞性動脈硬化症の患者に壊死性筋膜炎が合併したため,救命のため下肢切断を施行した透析患者の2例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
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