Japanese
English
症例報告
壊死性筋膜炎の1例
A Case of Necrotizing Fasciitis
園田 早苗
1
,
猿喰 浩子
1
,
西井 芳夫
1
,
川津 友子
1
Sanae SONODA
1
,
Hiroko SARUBAN
1
,
Yoshio NISHII
1
,
Tomoko KAWATSU
1
1関西労災病院皮膚科
1Division of Dermatology, Kansai Rousai Hospital
キーワード:
壊死性筋膜炎
,
黄色ブドウ球菌
,
ステロイド長期投与
Keyword:
壊死性筋膜炎
,
黄色ブドウ球菌
,
ステロイド長期投与
pp.1187-1190
発行日 1993年12月1日
Published Date 1993/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412901070
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慢性関節リウマチ,間質性肺炎のためプレドニンの長期投与を受けていた67歳女性の右手背,前腕,上腕に発症した壊死性筋膜炎の症例を報告した.初診時,手背,前腕,上腕に著明な発赤,腫脹,水疱,紫斑がみられた.輸液による全身管理,抗生剤投与とともに広範囲なデブリドマンを施行,その後メッシュ植皮術を行い完治した.初診時の水疱内容液,デブリドマン時の壊死組織からは黄色ブドウ球菌が単独で検出された.
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