Japanese
English
臨床報告
術後再発した腸間膜デスモイド腫瘍の1例
A case of a mesenteric desmoid tumor that recurred after surgery
丸山 昌伸
1
,
稲葉 基高
1
,
木村 臣一
1
,
三村 哲重
1
Masanobu MARUYAMA
1
1岡山済生会総合病院外科
キーワード:
デスモイド腫瘍
,
再発
,
腸間膜
,
散発性
,
線維腫
Keyword:
デスモイド腫瘍
,
再発
,
腸間膜
,
散発性
,
線維腫
pp.1429-1433
発行日 2009年10月20日
Published Date 2009/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102731
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はじめに
デスモイド腫瘍は増殖した線維芽細胞を主体とする軟部腫瘍である.遠隔転移はしないが,浸潤性に増殖して周囲臓器の圧迫や閉塞をきたし,外科切除後にも再発を繰り返すなど治療に難渋することが多い1).今回われわれは,腸間膜に発生したデスモイド腫瘍の切除後再発症例を経験したので文献的考察を加え報告する.
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