Japanese
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特集 消化器外科における経腸栄養の意義と役割
癌化学療法・放射線療法時の経腸栄養の効果
Enteral nutrition in patients undergoing cancer-chemotherapy and radiation therapy
宇佐美 眞
1,2,3
,
濱田 康弘
1
,
戸田 明代
1
,
新関 亮
3
,
上野 公彦
3
,
河野 裕一
4
Makoto USAMI
1,2,3
1神戸大学医学部附属病院栄養管理部
2神戸大学大学院保健学研究科病態代謝学
3神戸大学大学院医学研究科肝胆膵外科
4神戸大学大学院医学研究科腎臓内科
キーワード:
癌化学療法
,
放射線療法
,
経腸栄養
Keyword:
癌化学療法
,
放射線療法
,
経腸栄養
pp.1405-1411
発行日 2009年10月20日
Published Date 2009/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102724
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要旨:癌化学療法・放射線療法時の経腸栄養の意義と役割に関して,ESPENガイドラインに準じたreviewを行った.すべての癌患者は診断と同時に栄養評価を行い,全身状態が悪化する前に栄養介入することが重要である.基本的なゴールは癌患者の機能と予後の改善であり,「低栄養の予防と治療」「抗腫瘍効果の増強」「抗腫瘍療法の副作用軽減」「QOLの改善」である.
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