Japanese
English
臨床報告
血中ドーパミン値の上昇を伴った肺カルチノイドの1例
A case of pulmonary carcinoid involving dopamine elevation
山上 良
1
,
畑山 純
1
,
佐伯 典之
2
Ryo YAMAGAMI
1
1大船中央病院外科
2総合新川橋病院呼吸器科
キーワード:
肺
,
肺カルチノイド
,
ドーパミン
Keyword:
肺
,
肺カルチノイド
,
ドーパミン
pp.1267-1271
発行日 2009年9月20日
Published Date 2009/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102696
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はじめに
肺カルチノイドは原発性肺癌のなかでも稀な低悪性度の腫瘍とされ,その頻度は全肺腫瘍の約1~2%と報告されている1).そのマーカーとして5-HIAAやACTH値に関する報告が散見される2).
今回,筆者らは術前に血中ドーパミン値の上昇を伴った肺カルチノイドの1切除例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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