増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学
Ⅲ.ヒト疾患研究
a)精神疾患
リン酸化プロテオミクスを用いたドーパミン受容体シグナル機構の解明
船橋 靖広
1,2
,
坪井 大輔
1,2
,
西岡 朋生
1,2
,
山橋 幸恵
1,2
,
永井 拓
3
,
貝淵 弘三
1,2
Funahashi Yasuhiro
1,2
,
Tsuboi Daisuke
1,2
,
Nishioka Tomoki
1,2
,
Yamahashi Yukie
1,2
,
Nagai Taku
3
,
Kaibuchi Kozo
1,2
1藤田医科大学医科学研究センター神経・腫瘍のシグナル解析プロジェクト研究部門
2藤田医科大学精神・神経病態解明センター細胞生物学部門
3藤田医科大学精神・神経病態解明センター神経行動薬理学研究部門
キーワード:
ドーパミン
,
情動
,
リン酸化プロテオミクス
,
シグナル伝達
,
データベース
Keyword:
ドーパミン
,
情動
,
リン酸化プロテオミクス
,
シグナル伝達
,
データベース
pp.462-463
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201584
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ドーパミンは快・不快など情動行動を制御すると考えられているが,その分子機序は長らく不明であった。本稿では,情動行動を制御するドーパミン受容体シグナル機構について,筆者らが独自に開発したリン酸化プロテオミクス法によって解明した最新の研究成果を概説する。
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