増大特集 学術研究支援の最先端
Ⅱ.先端モデル動物支援プラットフォーム(AdAMS)
ⅲ.生理機能解析支援
ドーパミンによる睡眠-覚醒の制御メカニズム
柏木 光昭
1
,
林 悠
1
Kashiwagi Mitsuaki
1
,
Hayashi Yu
1
1東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻
キーワード:
マウス
,
レム睡眠
,
ノンレム睡眠
,
ドーパミン
Keyword:
マウス
,
レム睡眠
,
ノンレム睡眠
,
ドーパミン
pp.462-463
発行日 2024年10月15日
Published Date 2024/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201929
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われわれは一生のうち約3分の1を睡眠に費やす。睡眠のメカニズムは古くから多くの研究者の興味を集めてきた。ドーパミン系はかねてより覚醒に重要であることが知られていたが,近年の遺伝学的研究からはドーパミン系がレム睡眠の制御にも重要である可能性が明らかになってきている。本稿では,ドーパミン系による睡眠の制御メカニズムを最近の知見を含め紹介する。
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