医学生一日一歩・3
あしたのために―医学生からみた「外科」・2
十菱 大介
1
Daisuke JUBISHI
1
1東京大学医学部
pp.1137-1140
発行日 2009年8月20日
Published Date 2009/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102670
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不安要素
最近困っていることがあります.何を隠そう,文章が書けません.立ちはだかるは永遠の宿敵,締め切り.仮病,遁走,雲隠れ,ありとあらゆる手段を用いて抗ってみても,デッドラインはもう目の前.友人や家族に送るメールでは湯水の如くおバカな文字列が湧いて出る(相手がそれを文章と認識しているかは定かではない)のですが,仕事上のやりとりや提出用のレポートとなると途端に何も出てこなくなる(蕁麻疹が出ることはある)のです.
毎週,病院実習では症例報告など何らかの形でレポートを書いてはいるのですが,こればかりはいつまでたっても慣れません.将来論文を書くような場面にあたったら…しかも英語で,となるとどうなってしまうのか今から不安でなりません.社会人としてそれでいいのだろうか.そんな不安にまみれながらの第3回です.
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