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特集 最近のGIST診療―診療ガイドラインの理解と実践
イマチニブ耐性に対する薬物療法
Drug therapy in patients with imatinib-resistant gastrointestinal stromal tumors(GIST)
小松 嘉人
1
Yoshito KOMATSU
1
1北海道大学病院腫瘍センター化学療法部
キーワード:
GIST
,
イマチニブ
,
スニチニブ
,
イマチニブ耐性
,
イマチニブ増量
Keyword:
GIST
,
イマチニブ
,
スニチニブ
,
イマチニブ耐性
,
イマチニブ増量
pp.199-206
発行日 2009年2月20日
Published Date 2009/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102467
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要旨:イマチニブが手術不能再発GISTの1st lineとなり数年が過ぎた.今現在,その耐性が多数出現し,その治療に注目が集まっている.現実的には2008年6月にわが国で施設限定ではあるがやっとスニチニブが使えるようになったばかりである.それ以外はすべてASCOなどで報告がなされているだけで,海外でも臨床試験中のものばかりである.ニロチニブ,ソラフェニブ,エベロリムス,モテサニブ,バタラニブなどであるが,これらについて簡単に解説する.また,わが国では未だ承認されていないイマチニブ増量法についても紹介する.
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