Japanese
English
臨床報告
腸壊死をきたした大腸カンジダ症の1例
A case of candidiasis with colonic necrosis
山本 隆嗣
1
,
福本 信介
2
,
田中 肖吾
1
,
上西 崇弘
1
,
林 勝吉
2
,
大野 耕一
1
Takatsugu YAMAMOTO
1
1石切生喜病院外科
2石切生喜病院消化器科
キーワード:
大腸カンジダ症
,
カンジダ性大腸炎
,
結腸壊死
,
低免疫状態
Keyword:
大腸カンジダ症
,
カンジダ性大腸炎
,
結腸壊死
,
低免疫状態
pp.1615-1618
発行日 2008年11月20日
Published Date 2008/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102385
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はじめに
カンジダは消化管の常在菌として知られるが,食道以外の消化管にカンジダが感染症を発症させることは稀で,大腸では特に稀である1~9).われわれはステロイド,メソトレキセート常用患者に発症した壊死性大腸カンジダ症を経験したので,文献的考察を加え,ここに報告する.
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