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特集 St. Gallen 2007に基づいた乳癌テーラーメイド補助療法
ホルモン感受性(+)・HER2(-)―中間リスク群の補助療法
Systemic adjuvant therapy for breast cancer
内海 俊明
1
,
小林 尚美
1
,
花田 英崇
1
,
宮島 慎介
1
,
李 由紀
1
Toshiaki UTSUMI
1
1藤田保健衛生大学医学部乳腺外科
キーワード:
St. Gallen 2007
,
LHRHアゴニスト
,
アロマターゼ阻害剤
Keyword:
St. Gallen 2007
,
LHRHアゴニスト
,
アロマターゼ阻害剤
pp.1067-1072
発行日 2008年8月20日
Published Date 2008/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102220
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要旨:2007年のSt. Gallenのコンセンサス会議では,術後の薬物治療の選択にあたっては「治療の反応性」を重視するということが強調された.ホルモン感受性があるHER2陰性の中間リスク群の薬物療法ではホルモン療法を施行することが大前提となり,化学療法はホルモン受容体の発現程度や再発リスクからその併用が考慮されることになる.本稿では最近の内分泌療法の知見を整理して,術後薬物療法の現状と問題点について考えた.
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