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特集 ここが知りたい! 筋層非浸潤性膀胱癌─エキスパートが答える日常診療の疑問点
〈初発腫瘍に対する治療方針〉
中間リスク群
The prevention strategies of non-muscle invasive bladder cancer recurrence for their initial intermediate risk patients
松本 洋明
1
,
松山 豪泰
1
Hiroaki Matsumoto
1
,
Hideyasu Matsuyama
1
1山口大学大学院医学系研究科泌尿器科学分野
キーワード：
筋層非浸潤性膀胱癌
,
膀胱内注入療法
,
再発予防
Keyword:
筋層非浸潤性膀胱癌
,
膀胱内注入療法
,
再発予防
pp.144-149
発行日 2016年2月20日
Published Date 2016/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205543
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質問 : 初発中間リスク群NMIBCの場合，再発予防には抗がん剤膀胱内注入とBCG膀胱内注入とどちらが推奨されるのでしょうか？
▶ポイント
・中リスク筋層非浸潤性膀胱癌は，経尿道的膀胱腫瘍切除術のみでは高い再発率が問題となる．
・術直後に抗がん剤膀胱内単回投与に引き続き，維持膀注療法を行うことで再発を低減できる可能性がある．
・症例によってはBCG膀胱内注入療法も選択肢として考慮し，再発予防とともに進展抑制を図ることが患者の予後やQOL改善に重要である．
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