Japanese
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特集 術前薬物療法は乳癌手術を縮小させるか
術前ホルモン療法とセンチネルリンパ節生検
Sentinel lymph node biopsy and preoperative endocrine therapy in breast cancer
内海 俊明
1
,
小林 尚美
1
,
宮島 慎介
1
,
引地 理浩
1
,
牛窓 かおり
1
Toshiaki UTSUMI
1
1藤田保健衛生大学医学部乳腺外科
pp.886-891
発行日 2011年7月20日
Published Date 2011/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103621
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【ポイント】
◆閉経後のホルモン高感受性乳癌にはアロマターゼ阻害剤による術前ホルモン療法が有用である可能性が高く,脚光を浴びている.
◆センチネルリンパ節転移陰性例に腋窩リンパ節郭清省略は標準と考えてよい.リンパ節転移少数陽性例の腋窩リンパ節郭清省略はさらなる検討が必要である.
◆術前ホルモン療法後のセンチネルリンパ節生検に関してのエビデンスはほとんどなく,個別化治療の推進のために今後,検討が必要である.
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