Japanese
English
特集 多発肝転移をめぐって
大腸癌肝転移に対する局所凝固療法の方法と治療成績
Radiofrequency ablation for colorectal metastasis
高橋 正浩
1
,
新田 浩幸
1
,
佐々木 章
1
,
板橋 英教
1
,
藤田 倫寛
1
,
星川 浩一
1
,
武田 雄一郎
1
,
舩渡 治
1
,
川村 英伸
1
,
若林 剛
1
Masahiro TAKAHASHI
1
1岩手医科大学外科
キーワード:
ラジオ波焼灼療法
,
転移性肝癌
,
局所治療
Keyword:
ラジオ波焼灼療法
,
転移性肝癌
,
局所治療
pp.1181-1184
発行日 2007年9月20日
Published Date 2007/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101817
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要旨:大腸癌肝転移に対する治療法の第1選択が肝切除であることに異論はない.しかし,腫瘍条件や全身状態,併存疾患などから切除不能である症例に対してラジオ波焼灼療法などの局所療法が選択される場合がある.ラジオ波焼灼療法は優れた局所治療法ではあるが,リスクもある.現状における大腸癌肝転移に対するラジオ波焼灼療法の位置づけは,肝外転移がなく,比較的小さな肝転移巣が何らかの理由で切除不能である場合に考慮する治療法と考えられる.
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