特集 クリニカルパスによる外科医療の進歩
第Ⅰ部:クリニカルパス導入の実践
クリニカルパス作成の実例
5.肝・胆・膵
腹腔鏡下胆囊摘出術のクリニカルパス
北村 龍彦
1
Kitamura Tatsuhiko
1
1医療法人近森会近森病院外科
pp.159-167
発行日 2003年10月22日
Published Date 2003/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101573
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はじめに
腹腔鏡下胆囊摘出術の適応と手術手技に関して細かい点では施設間格差が見受けられるが,一般外科の中では標準化が進んでいる術式と考えられる.このため各施設でクリニカルパス(以下,パス)の導入が進んでいる.当院でも腹腔鏡下胆囊摘出術のパスを1998年から導入し,症例の蓄積の中から各データを分析し,改訂を行い,現在に至っている.今回新たに見直しの結果,2002年8月から改訂版のパスを使用している.この改訂内容を中心に紹介する.
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