病院めぐり
萩市民病院外科
中村 丘
1
1萩市民病院外科
pp.1519
発行日 2006年11月20日
Published Date 2006/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101064
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当院は大正時代から続いた結核中心の療養型病院を新築・移転し,115床の急性期一般病院として平成12年4月にオープンしました.当院の標榜科は内科,神経内科,呼吸器科,消化器科,循環器科,小児科,外科,整形外科,放射線科で,現在では常勤医師15名,非常勤医師13名の規模となっています.
当院の特徴は,開院と同時に診療情報と画像情報を一気に電子化したことです.平成11年10月に三菱電機株式会社と統合型病院情報システム導入の契約を締結しました.新病院に設置する主な医療診断機器はMRI,CT,DR,DSA,RI,CRなどで,これに対して病院情報システムは核となる電子カルテおよび看護支援システムと,放射線画像,検査,健診,医事,調剤,給食などの部門システムを導入することにしました.手術室は2室で,主たる手術機器は内視鏡下手術機器,ABC,超音波メス,セルセーバー,PCPS,IABPなどです.手術に関してもIT化を進め,業務系LANを使用して手術申し込みを行い,業務の効率化をはかっています.
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