病院めぐり
国東市民病院外科
籾井 眞二
1
1国東市民病院外科
pp.74
発行日 2008年1月20日
Published Date 2008/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102005
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当院は大分県北部の国東半島にある国東市にあります.昭和32年に開設された安岐町立病院を前身としており,昭和51年に大分県東国東郡の5つの町村による広域行政圏立の東国東地域広域国保総合病院として生まれ変わりました.さらに約30年が経過した平成18年3月31日に5町村のうちの姫島村を除く4町が合併して国東市が誕生した際に,当院も国東市民病院と名称を改めました.以上のような変遷を経て,昨年の平成19年5月に創立50周年を迎えることができました.
国東半島は仏の里として全国的に知られており,風光明媚な土地柄で農業,漁業を産業の中心としていますが,大分空港が国東市にあるため,ソニーやキャノンなどの工場も誘致されています.大まかに言って国東市は過疎化が進む北部地域と,空港や工場があって過疎化が抑制されている南部地域とに分けられますが,市全体の高齢化率は上昇して35%に及ぼうとしています.
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