病院めぐり
橋本市民病院外科
青木 洋三
1
1橋本市民病院外科
pp.700
発行日 2007年5月20日
Published Date 2007/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101715
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和歌山県の東北端,紀伊半島のほぼ中央に位置する橋本市は人口約7万5千人で,北は大阪府,東は奈良県,南は九度山町と世界遺産で有名な高野山を擁する高野町,西はかつらぎ町に接し,面積約130平方キロメートルの林間田園都市である.市の中心部でJR和歌山線と南海高野線,国道24号線と国道371号線がそれぞれ交差する交通の要であり,市の中央部を東西に「母なる川」紀ノ川が流れ,北岸に沿って市街地,集落が発達して今日に至っている.
当院は昭和22年,伊都郡橋本町大字妻に一町六ヶ村組合立国保病院として設立された.その後,類焼による病院の全焼や台風による水害といった災害を蒙りながら3回の改築・移転を繰り返し,平成16年11月に昭和38年以来市民に親しまれてきた旧病院から現在地に移転した.現在は橋本医療圏の急性期医療を担う300床を有する基幹病院として位置づけられるに至っている.
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