Japanese
English
臨床報告 1
特発性腹直筋血腫の1例
A case of spontaneous hematoma of the rectus abdominis muscle
石田 善敬
1
,
清水 淳三
1
,
寺田 卓郎
1
,
龍沢 泰彦
1
,
川浦 幸光
1
,
高橋 史郎
2
Ishida Yoshinori
1
1石川県済生会金沢病院外科
2石川県済生会金沢病院放射線科
キーワード:
特発性腹直筋血腫
,
非外傷性腹直筋血腫
Keyword:
特発性腹直筋血腫
,
非外傷性腹直筋血腫
pp.1121-1123
発行日 2003年8月20日
Published Date 2003/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101487
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はじめに
特発性腹直筋血腫は比較的稀な疾患であり,本症の存在を念頭に置かないと腹腔内病変と誤診し,不必要な開腹手術が行われた症例の報告も散見されている1,2).今回,筆者らは穿刺吸引により正確な診断を得,保存的治療により軽快した特発性腹直筋血腫の1例を経験したので報告する.
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