Japanese
English
手術手技
総胆管結石に対する腹腔鏡下経胆囊管的乳頭拡張術の工夫
Laparoscopic transcystic duct papillary balloon dilatation for the removal of common bile duct stones
池田 敏夫
1
,
須田 学
1
,
末久 弘
1
Ikeda Toshio
1
1玉野市立玉野市民病院外科
キーワード:
総胆管結石
,
10Fシース
,
経胆囊管的乳頭拡張術
,
排石用バルーン
,
C-tube
Keyword:
総胆管結石
,
10Fシース
,
経胆囊管的乳頭拡張術
,
排石用バルーン
,
C-tube
pp.65-69
発行日 2004年1月20日
Published Date 2004/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100522
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はじめに
筆者らは10mm未満の総胆管結石に対して腹腔鏡下経胆囊管的乳頭バルーン拡張術を選択している.その理由は本術式が侵襲が小さく,合併症も少ないことである1).しかし,囊胆囊管より乳頭拡張用バルーンや胆道鏡の挿入が困難であること,②総胆管結石が総胆管より肝側にあると切石が困難であることなどの欠点を有する.この欠点を解決するために工夫を行ってきた.今回この工夫を含め,腹腔鏡下経胆囊管的乳頭バルーン拡張術の手術手技を報告する.
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