Japanese
English
特集 癌の播種性病変の病態と診断・治療
腹膜偽粘液腫の診断と治療
Diagnosis and treatment of pseudomyxoma peritonei
七戸 俊明
1
,
福良 厳宏
1
,
竹内 幹也
1
,
仙丸 直人
1
,
樋田 泰浩
1
,
鈴木 温
1
,
狭間 一明
1
,
長 靖
1
,
加賀 基知三
1
,
平野 聡
1
,
近藤 哲
1
Toshiaki SHICHINOHE
1
1北海道大学大学院医学研究科腫瘍外科
キーワード：
腹膜偽粘液腫
,
虫垂腫瘍
,
粘液囊胞腺癌
Keyword:
腹膜偽粘液腫
,
虫垂腫瘍
,
粘液囊胞腺癌
pp.779-781
発行日 2006年6月20日
Published Date 2006/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100468
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要旨：腹腔内にゼラチン様の粘液が充満する腹膜偽粘液腫は，進行は比較的緩徐であるが，有効な治療法が少なく高率に再発するため，治療に難渋する疾患である．治療は腫瘍の外科的摘出と腹腔内への抗癌剤の投与が行われるが，再発を繰り返し長期の臨床経過をたどることが多いため，疾患に対する十分な理解が必要である．
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