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特集 癌の播種性病変の病態と診断・治療
大腸癌腹膜播種の診断と治療
Diagnosis and treatment of peritonitis carcinomatosis from colorectal cancer
堤 荘一
1
,
浅尾 高行
1
,
桑野 博行
1
Soichi TSUTSUMI
1
1群馬大学大学院医学系研究科病態総合外科学
キーワード:
大腸癌
,
腹膜播種
Keyword:
大腸癌
,
腹膜播種
pp.775-778
発行日 2006年6月20日
Published Date 2006/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100467
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要旨:大腸癌腹膜播種は,胃癌に比べてその頻度は低いが,予後は同様に不良である.現在,大腸癌腹膜播種に対してコンセンサスの得られた治療法は確立されていない.1990年から2004年までに経験した大腸癌腹膜播種49症例の治療成績を示し,文献的に診断と治療について考察した.治療成績は満足できるものではなかったが,根治度Bを目指した積極的切除にて,延命効果が期待できる可能性が示唆された.
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