Japanese
English
臨床報告・1
後腹膜出血をきたした肝細胞癌副腎転移の1例
A case of adrenal metastasis from hepatocellular carcinoma presented with retroperitoneal bleeding
野村 修一
1
,
河合 俊典
1
,
上野 剛
1
,
澤田 芳行
1
,
太田 徹哉
1
,
東 良平
1
Shuichi NOMURA
1
1国立病院機構岡山医療センター外科
キーワード:
後腹膜出血
,
肝細胞癌
,
副腎転移
Keyword:
後腹膜出血
,
肝細胞癌
,
副腎転移
pp.689-691
発行日 2006年5月20日
Published Date 2006/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100453
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はじめに
外科臨床上で問題となる後腹膜出血は外傷か動脈瘤破裂がほとんどであるが,稀なものとして副腎出血がある.なかでも腫瘍出血の場合には止血のみにとどまらないため注意が必要である.今回,肝細胞癌の副腎転移の出血症例を経験したので報告し,診断・治療上の問題点のいくつかを述べた.
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