Japanese
English
臨床報告・1
肝細胞癌破裂後腹膜播種をきたし,外科的に切除し得た1例
A case of disseminated intraperitoneal metastases caused by a ruptured hepatocellular carcinoma
前田 真一
1,3
,
瀧川 譲治
1
,
豊山 博信
1
,
原口 優清
1
,
愛甲 孝
2
Shinichi Maeda
1,3
1県民健康プラザ鹿屋医療センター外科
2鹿児島大学大学院医歯学総合研究科腫瘍制御学・消化器外科学
3現 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科腫瘍制御学・消化器外科学
キーワード:
肝細胞癌破裂
,
腹膜播種
Keyword:
肝細胞癌破裂
,
腹膜播種
pp.1461-1464
発行日 2005年11月20日
Published Date 2005/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100262
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はじめに
肝細胞癌は破裂により腹膜播種をきたすことがあるが,その播種巣を外科的に切除し得た症例は稀である1).今回,肝細胞癌破裂で肝外側区域切除施行後,約7か月で腹膜播種と考えられる孤立性大網転移を認め,外科的に切除したので若干の文献的考察を加え報告する.
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