Japanese
English
臨床報告・1
初回手術時に腹膜播種を認めた肝外突出・低分化型肝細胞癌の1切除例
Non-ruptured poorly differentiated hepatocellular carcinoma with peritoneal dissemination noticed at the initial operation: report of a resected case
馬場 秀文
1
,
渡辺 稔彦
1
,
板野 理
1
,
三浦 弘志
1
,
今井 裕
2
,
笹井 伸哉
3
Hidefumi BABA
1
1国家公務員共済組合連合会立川病院外科
2国家公務員共済組合連合会立川病院放射線科
3国家公務員共済組合連合会立川病院病理科
キーワード:
低分化型肝細胞癌
,
腹膜播種
,
肝外突出型肝細胞癌
Keyword:
低分化型肝細胞癌
,
腹膜播種
,
肝外突出型肝細胞癌
pp.543-547
発行日 1999年4月20日
Published Date 1999/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903594
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はじめに
肝細胞癌(以下,HCC)は発育が比較的緩徐な腫瘍であり,初回手術時に遠隔転移として腹膜播種を認める症例は非常に稀である1,2).今回,筆者らは手術時に腹膜播種を伴った肝外突出・低分化型肝細胞癌の1例を経験したので報告する
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