Japanese
English
臨床報告・1
消化管穿孔をきたした小腸原発T細胞性悪性リンパ腫の1例
A case of primary T cell malignant lymphoma of the ileum with perforated peritonitis
内山 周一郎
1,4
,
瀬口 浩司
1
,
安藤 好久
1
,
東 秀史
1
,
山下 兼一
2
,
千々岩 一男
3
Shuichiro Uchiyama
1,4
1都城市郡医師会病院外科
2山下医院
3宮崎大学医学部第1外科
4現 宮崎大学医学部第1外科
キーワード:
T細胞性悪性リンパ腫
,
小腸原発悪性リンパ腫
,
穿孔性腹膜炎
Keyword:
T細胞性悪性リンパ腫
,
小腸原発悪性リンパ腫
,
穿孔性腹膜炎
pp.1457-1460
発行日 2005年11月20日
Published Date 2005/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100261
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はじめに
小腸原発悪性リンパ腫のうちでT細胞性はB細胞性と比較して予後不良であり,穿孔は予後不良因子の1つである1).わが国における小腸原発T細胞性悪性リンパ腫穿孔の症例報告は自験例を含めて16例と比較的稀である.今回,われわれは穿孔性腹膜炎で発症したT細胞性小腸悪性リンパ腫の1例を経験したので文献的考察を含めて報告する.
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