Japanese
English
特集 再発食道癌を考える
再発食道癌に対する最新の画像診断
The diagnostic imaging of recurrent esophageal carcinoma
加藤 広行
1
,
福地 稔
1
,
桑野 博行
1
Hiroyuki KATO
1
1群馬大学大学院病態総合外科学(第1外科)
キーワード:
18F-fluorodeoxyglucose(FDG)
,
positron emission tomography(PET)
,
食道癌
,
再発
,
画像診断
Keyword:
18F-fluorodeoxyglucose(FDG)
,
positron emission tomography(PET)
,
食道癌
,
再発
,
画像診断
pp.161-167
発行日 2005年2月20日
Published Date 2005/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100030
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要旨:食道癌診療では近年診断技術の進歩に伴い早期癌症例の発見頻度が増加しているにもかかわらず,今なお多くの症例は進行癌で発見されているのが現状である.また根治的な手術が行われた症例の中にも比較的早期にリンパ節再発や血行性転移を起こす症例も少なくない.手術後のフォローにおいては従来の画像診断であるCTやMRIに加え,PET検査が臨床応用されつつある.今後FDG-PET検査は食道癌診療の中で病期診断,治療効果の判定,さらに再発評価など幅広く多用され,再発食道癌の早期診断および治療成績の向上に大きく貢献すると思われる.
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