Japanese
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特集 血管内手術の進歩
2.脳動静脈奇形に対する血管内治療の進歩
Recent Advances in AVM Embolization
根来 真
1
,
宮地 茂
1
,
岡本 剛
1
,
鈴木 宰
1
,
大塚 吾郎
1
,
吉田 純
1
Makoto Negoro
1
,
Shigeru Miyachi
1
,
Takeshi Okamoto
1
,
Osamu Suzuki
1
,
Goro Ootsuka
1
,
Jun Yoshida
1
1名古屋大学医学部脳神経外科
1Department of Neurosurgery, Nagoya University of School of Medicine
キーワード:
AVM
,
embolization
,
grading
,
angioarchitecture
,
nidus
Keyword:
AVM
,
embolization
,
grading
,
angioarchitecture
,
nidus
pp.565-569
発行日 2000年7月1日
Published Date 2000/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406901621
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はじめに
脳動静脈奇形(以下AW)に対する治療方法はこれまで開頭術による切除術を中心に行われてきた。しかしながら,近年のガンマナイフに代表される定位的放射線治療の発達と低侵襲医療への移行により,治療方法も変化しつつある。このうち,AVMに対する塞栓術は,1960年にLussenhopにより開始され,その後の脳神経領域の血管内治療に発展する大きな端緒となった。本稿ではAVMに対する血管内治療の現況とその実際について述べる。
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