Japanese
English
特集 てんかん
てんかん—小児神経学の立場から
Epilepsy and Child Neurology
森川 建基
1
Tateki Morikawa
1
1国立療養所静岡東病院(てんかんセンター)
1Department of Pediatrics, National Epilepsy Center, Shizuoka Higashi Hospital
キーワード:
diagnosis
,
epileptic(functional)frontal lobe syndrome
,
MEG
Keyword:
diagnosis
,
epileptic(functional)frontal lobe syndrome
,
MEG
pp.419-424
発行日 1997年5月1日
Published Date 1997/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406901103
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はじめに
小児てんかんの診断学は,最近著しい進歩が認められるが1),難治小児てんかん患者の,社会自立をも考慮した治療戦術については今なお困難な現状である。一方,小児神経学の立場でみると,てんかん診断そのものの問題点や,治療戦術の選択についての問題も存在すると考えられる。そこで今回は,第1に進歩したてんかん診断とその問題点を,第2に小児にみられる発作間欠時の行動上の問題について,そして第3に難治てんかんの治療について述べる。
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