書評
—佐野圭司(帝京大学教授・東京大学名誉教授)—脳腫瘍—その病理と臨床 改訂第2版
景山 直樹
1
1名古屋大学
pp.851
発行日 1981年8月1日
Published Date 1981/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406204812
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著者の佐野圭司先生主は, 日本の脳神経外科領域で,数々の輝しい足跡を残され,本年の3月に東京大学をめでたく停年退官された。今日の高レベルの日本脳神経外科を育て上げられた最大の功労者でもある。
「脳腫瘍—その病理と臨床」は,先生が東京大学御在職中に経験された脳腫瘍症例を中心に書かれたものであるが,この本には2つの顔があり,その2つが渾然一体となつて優れた個性のある本となつている。
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