書評
—大熊 輝雄・有馬 正高・平井 富雄・川原 隆造(著)—臨床脳波アトラス
喜多村 孝一
1
1東京女子医科大学
pp.1225
発行日 1974年12月1日
Published Date 1974/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406203637
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医学の近代化にともない,臨床検査法にMEがどんどん導入され,あらゆる検査法が近年,日覚ましく発展してきた。中央検査室で日常行なわれる作業は,オートアナライザー,自動診断装置が持込まれ大きく変貌してきたようである。
ところで,脳波が臨床検査に用いられるようになつて約40年になるが,この間に脳波分析器がつくられ,最近は簡単な自動診断装置も作成されるようになつてきた。これらは確かな脳波検査上の一つの進歩といえよう。
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