書評
—collaboration with R. Garcin & A. Biemond—Handbook of Clinical Neurology(第1,2巻)—Vol. 1;Disturbances of Nervous Function Vol.2;Localization in Clinical Neurology
里吉 営二郎
1
1東邦大学
pp.1222
発行日 1971年10月1日
Published Date 1971/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202987
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神経学のHandbuchとしてBunkeおよびFoersterの18巻に及ぶ決定版が1936年に出版されて以後約半世紀に及んでいるが,その後の目覚ましい神経学の発展にも拘らず新しい神経学のHandbookが出されなかった。今回North-Holland Publish—ing Co.から綿密な企画と現在の代表的な神経学者をあつめて新しいHandbookが出された。30巻を出版する予定で,今後共次々に新しい項目による配本がなされるというが,全体の編集は,VinkenとBruynによって行なわれ,各巻にはそれぞれ専門の編集者が加わって出来ているのが特色である。
第一巻はGarcin教授の協力によるもので,Foersterの弟子であるZülchが神経学の歩みを記しているが,内容は総論,症候学である。
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