書評
—collaboration with Macdonald Critchley & J. A. M. Frederiks—Handbook of Clinical Neurology—Vol. 3;Disorders of Higher Nervous Activity Vol. 4;Disorders of Speech, Perception, and Symbolic Behaviour
里吉 営二郎
1
1東邦大学
pp.1264
発行日 1971年11月1日
Published Date 1971/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202993
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臨床神経学全書(North-HollandPubl. Co.)の第3,4巻が総論の続編として出版された。総論の1,2巻の症候学として当然含まれなかったものに意識の項目や失語,失行,失書などの重要なものがあるが,これらの項目のみならず関連する分野との問題をすべて含んでいる。
第3巻は高級な中枢機能障害,第4巻は言語,概念,象徴的行動の障害と題してまとめてある。第1巻,第2巻にくらべて,第3,4巻はやや薄く,それぞれ400頁余りである。本来は3,4巻を1冊として出す予定であったというが内容が多くなったために2巻に分けた由で,Critchleyが協力している。
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