書評
—edited by O. T. Bailey and D. E. Smith—The Central Nervous System : Some experimental models of neurological diseases Intemational Academy of Pathology Monograph No.9
井形 昭弘
1
1東大脳研神経内科
pp.454-455
発行日 1969年4月1日
Published Date 1969/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202535
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この本はInternational Academyof Pathologyが臓器別シリーズとして1959年以来順次刊行しているMo—nographs in Pathologyの第9巻にあたるもので,1967年にWashing—tonで開かれたNeuropathologyのシンポジウムの講演内容を集録したものである。McMenemy, Terry,Alvordら著名の病理学者の他,臨床,生理,生化学,免疫学の分野からも多く参画し,日本からはわが国における脱髄疾患と肝脳疾患について白木教授が発表している。
内容は3つのシンポジウムが含まれ,そのテーマは,(1)本書の副題にある神経疾患の実験モデルに関するもの,(2)地域的な特殊神経疾患,(3)中枢神経系研究の新しい方法,からなつている。
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