Japanese
English
講演
急性期頭部外傷—その多面的問題
The Acute Head Injury:A Multidisciplinary Problem
A. Earl Walker
1
,
益澤 秀明
2
1Johns Hopkins University医学部脳神経外科
2東京大学医学部悩神経外科
pp.1217-1223
発行日 1968年12月1日
Published Date 1968/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202473
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I.はじめに
1967年度日本脳神経外科学会に招待講演を依頼された私は,7年前に当学会を訪れた時の楽しかったことを鮮やかに思い出しました。私はここに出席して現代社会の最も重大な問題である交通事故についてお話しできることを,うれしく思つております。
ここで私は,頭部損傷の処置の方法や,頭蓋内病変の治療について述べようとは考えておりません。むしろ,頭部外傷に際して生死の分かれ目となる身体他部の合併損傷に皆様の御注意を向けたいと思つております。
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