今月の主題 内科医のための気管支喘息とCOPD診療
気管支喘息,COPDの新たな認識
COPDには多面的評価が必要
小賀 徹
1
1京都大学大学院医学研究科呼吸管理睡眠制御学
pp.392-395
発行日 2012年3月10日
Published Date 2012/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105830
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ポイント
★COPDの診断にはスパイロメトリーが必要であるが,重症度評価は1秒量のみでは不十分である.
★運動能力,呼吸困難,健康関連QoLは,1秒量と独立してCOPDの予後と関連する.
★重症度は複数の指標で多面的に評価する必要がある.CATは簡便で有用な評価法である.
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