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あとがき
臺 弘
pp.304
発行日 1968年3月1日
Published Date 1968/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202359
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毎年2月になると,学術会議の脳研究連絡委員会と「脳」特定研究班が一緒になつて,脳のシンポジウムをひらくことが恒例のようになつた。今年は4回目で,パーキンソニズムと中毒性脳障害の二つの主題が各方面の研究者によつて論じられた。
このシンポジウムの特色は基礎学者と臨床家がいつも一堂に会して,さまざまの角度から共通の問題を話し合うところにある。この会の成果については参加される方方によつていろいろの評価がなされるだろうけれども,このような性質の会はわが国の医学界では数少ないものではなかろうか。
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