特集 間脳・下垂体の腫瘍(第24回日本脳神経外科学会シンポジウム)
司会総括
半田 肇
1
1京都大学医学部脳神経外科
pp.634
発行日 1966年6月1日
Published Date 1966/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202066
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このシンポジウムで討議された諸点はつぎのごとくである。
1.現今下垂体腫瘍の治療成績はいちじるしく向上し,再発率の低下もいちじるしい。この原因には種々あるが,この一つに照射療法の併用があげられる。将来照射療法はますます発達すると思われるので,今後の問題は術前照射,術後照射の基準をより厳密にする必要がある。
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