学会レポート 第24回日本脳・神経外科学会
一般演題抄録・討論・総括[1〜68]
腫瘍—一般演題〔44〕〜〔60〕
星野 列
1
,
横山 育三
2
,
竹内 一夫
3
,
北村 勝俊
4
1広島大外科
2熊大第1外科
3虎の門病院脳神経外科
4九大第1外科
pp.313-325
発行日 1966年3月1日
Published Date 1966/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202018
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【44】 間脳腫瘍のレ線診断視床穿通動脈を中心として
(阪大放射線科)原 一夫 藤野 保定 久留 裕志賀 逸夫 蒲生 鉄男
間脳腫瘍のレ線診断として,気脳撮影,血脳撮影の静脈像が重要視されているのが実情である。気脳撮影では側脳室下角の造影が重要であり,さらには断層撮影を,第3脳室の形態を見るためにはAutotomographyを応用することが重要である。血管撮影の読影には静脈像のほかに動脈像の詳細な解析が重要となる。解析に利用し得る動脈は次に掲げるものに要約できると思う。
1) 前大脳動脈,前線条体動脈
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