Japanese
English
海外文献
Bell麻痺,他
Cervical sympathetic block in treatment of Bells palsy.,他
Fearnley, M. E.
,
Rainer, E. H.
,
Taverner, D.
,
Boyle, T. McM.
,
Miles, D. W.
pp.142
発行日 1965年2月1日
Published Date 1965/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406201778
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
頸部交感神経遮断の有効なことはKorkis (Med. Prog., 238:401, 1957.)が早く唱道し,50連続例中,発病1週内の37例では失敗わずか1例という好成績。controlでは8/26例が失敗であつた。著者らはBrit. M. J., 2:7, 1962., Brain, 86:465, 1963.などに本法の成績を報じたが今回はさらに40例(♂27,♀13,すべて16才以上)を2名ずつ(1名は本法治療,1名はコントロール)20組にわけ比較観察した。実施はKent州Orpington病院,Leeds州綜合病院の2ヵ所でなされた。20組のうち12組は本法・コントロールとい)組みあわせでなく,7組は本法だけ,5組は保存療法だけ(各2名)として,比較された。本法・コントロールの7組では,本法治療から神経まつたく麻痺(denervation)3例,軽快4名,コントロールからdenervation3,軽快4例となつた。組みあわせてない12組では,本法治療でdener—vation5,軽快7例,コントロールからdenervation 7,軽快5例という結果になり,交感神経遮断法はけつしてdenervationを防ぐものでないことが示された。交感神経遮断が完全かどうかはHorner症状の出現でみている。
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.