Japanese
English
特集 脳浮腫・血液脳関門
経口的・非経口的投与82Brの脳脊髄液への移行,他
BLOOD-FLUID BARRIER TO 82Br
森 信胤
1
,
遠藤 英二
1
,
熊谷 祐二
1
,
関 孝慈
2
,
関 靖子
3
Nobutane Mori
1
,
Eiji Endo
1
,
Yuji Kumagai
1
,
Koji Seki
2
,
Yasuko Seki
3
1日本大学医学部第2生理
2日本大学医学部第1内科
3日本大学医学部小児科
1Dept. of Physiology, Nihon Univ. School of Medicine
2The 1st Dept. of Internal Medicine. Nihon Univ. School of Medicine
3Dept. of Pediatrics. Nihon Univ. School of Medicine
pp.385-388
発行日 1962年5月1日
Published Date 1962/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406201248
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血液脳関門の問題は古くから問題にされ,かついまなお未解決の点が多い。
われわれは,原子力研究所,実際にはRI製造準備室の望月博士以下の研究員および町田事務官の厚意により,本邦最初のブロム82Brを入手し得たので,ここにその特性,毒性等を検討し,臨床実験を含む実験に十分使用し得るものであることを報告するとともに,生体内に投与された82Brの脳脊髄液への移行についての実験の一部を報告し,諸子の批判の資に供したい。
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