抄録
第4回脳機能生化学班協議会報告
塚田 裕三
1
,
平野 修助
1
,
植村 慶一
1
,
秋元 波留夫
2
,
黒川 正則
2
,
町山 幸輝
2
,
加藤 誠
2
,
台 弘
3
,
清水 俊郎
3
,
湯浅 修一
3
,
般渡川 誠一郎
3
,
宮田 敬一
3
,
金松 直也
3
,
相沢 豊三
4
,
佐野 勇
5
,
高橋 良
6
,
高橋 康夫
7
,
間瀬 桂吉
7
,
川北 幸男
8
,
高垣 玄吉郎
9
1東邦大第2生理
2東大神経
3群大精神科
4慶大内科
5阪大神経科
6東京医歯大神経精神医学教室
7新潟大脳研
8大阪市大神経科
9慶大生理
pp.242-250
発行日 1962年3月1日
Published Date 1962/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406201223
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「中枢神経機能の生化学的研究」に関する第4回協議会は11月24日(金)午後3時半より三木ビル8階会議室で,塚田班長司会のもとで開催された。協議事項は会計報告に関する文部省通達事項の説明に始り,次いで本班研究の来年度に対する継続の可否について討議が行なわれた。本研究は今後ますますその重要性が増してくるので,さらに充実発展を期する必要があり,班の継続が要望されたが,班長より生理部門からの呈出研究班については生理学会の申し合わせとして2年間で研究を終了させることになつているとの説明があり,本年度をもつて本研究班は終了することになつた。しかし一方では新しい班研究として再編成することについても種々論議がかわされた。続いて,この際2年間にわたる班研究の成果を含めて神経化学の集大成を刊行してはとの提案があり,2〜3の班員外研究員の協力を得て編集刊行を行なうことになつた(医学書院発刊予定脳の生化学)。引続いて班員の研究報告を行なつたが,翌日に開催される神経化学懇話会を控え,その際に詳細な質議応答を行なうとして,懇話会に出題されなかつた班員に限り報告を行ない,午後8時すぎ会を終了した。
なお出席者は,塚田班長,成瀬(秋元班員代理)台,相沢,高橋(康),佐野,高橋(良),川北,高垣の各班員で,佐藤,柳沢両班員は欠席であつた。その他同行参会者は18名であつた。研究報告の要旨は下記のごとくである。
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