学会抄録
第2回脳機能生化学班協議会報告
塚田 裕三
1
,
秋元波 留夫
2
,
黒川 正則
2
,
加藤 誠
2
,
町山 幸輝
2
,
成瀬 浩
2
,
相沢 豊三
3
,
台 弘
4
,
高橋 康夫
5
,
佐野 勇
6
,
高橋 良
7
,
柳沢 勇
8
,
高垣 玄吉郎
9
,
佐藤 倚男
10
1東邦大・医・2生理
2東大精神医学
3慶大内科
4群大精神科
5新潟大,脳研究所
6阪大精神神経科
7東京医歯大神経科
8東邦大生化学
9慶大生理
10東京医大精神神経科
pp.287-291
発行日 1961年4月1日
Published Date 1961/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406201063
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第2回文部省脳機能生化学研究班協議会は昭和35年11月26日(土)丸善地下会議室に於いて午後1時半より塚田班長の司会で協議会及び公開研究発表会が行われた。先ず議事打合せとして研究予備費分配の件,来年度班研究申請の件,本年度研究報告及び会計報告の件,来年度神経化学懇親会(東京)開催の件等が協議され,研究予備費については班長一任で出来るだけ重点配分する方針が決められた。来年度申請は今年と同様の方式で継続申請することになり,新班員として特に高垣氏について考慮することになつた。次いで各班員及び研究協力者から研究報告があり,終始活発な意見が交換された。出席者は塚田班員,相沢班員,台班員,高橋(康)班員,高橋(良)班員,佐藤班員,柳沢班員,川北班員,黒川氏(秋元班員代理),谷口氏(佐野班員代理)及びその研究協力者等を併せて計26名で午後8時すぎまで熱心に討論が行われた。猶今回は客員として高垣玄吉郎氏(慶大・コロンビア大)の出席を得て,15Nを用いての脳内アミノ酸代謝の研究の最近の氏の業績についてお話し願つた。
研究報告の要旨は下記の如くである。
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