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第5回日本・腦神經外科研究會演題抄録
小川 芳彦
1,3
,
富永 一
2
,
服部 鎭男
3
,
伊藤 一二
4
,
森 渉
5,9
,
工藤 達之
6
,
陣內 傳之助
7
,
楢林 博太郞
8
,
糸川 英夫
10
,
桑原 悟
11
,
森安 信夫
12
,
沼本 滿夫
9
,
藤森 聞一
13
,
遠藤 辰一郞
14,16
,
銭各 喜四男
14
,
武部 晃吉
14
,
松本 功
14
,
渡部 美種
15
,
和田 豊治
17
,
遠藤 康
17
,
佐野 圭司
9
,
田中 憲二
18
,
切替 辰哉
19
,
和田 淳
19
,
布施 秀夫
14
,
佐藤 去一
19
Tatuya Kirkae
19
,
Jun Wada
19
1大阪大學醫學部第一外科教室
2金澤醫大精神科
3阪大第一外科
4大阪大學醫學部第二外科教室
5岡山大學醫學部陣内外科教室
6慶大外科
7岡大
8東大神經
9岡大陣内外科
10東大第一工學部
11東大清水外科
12東京第一病院
13國立東京第二病院生理科
14東北大學桂外科教室
15國立東京等二病院
16桂外科教室
17東北大精神科
18順大
19北大精神科
pp.358-361
発行日 1950年11月1日
Published Date 1950/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200156
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昭和25年4月2日(その二)東京大學醫學部内科講堂
〔承前〕
〔11〕拮抗筋クロナキシーの比率に關する臨床實驗的研究
Clinieal Study on the Chronaxies of Antagonists
小山は家兎の拮抗筋クロナキシーの比率を維持せしめる中樞は大細胞性赤核であり,恐らく人間に於ても同樣であろうと述べた。然るに人間の赤核は主として小細胞性であり,家兎に於ては大細胞性であつて,動物實驗の結果を直ちに人間に應用し得るや否や疑問に思つてゐた。偶々教室に於て人間の癲癇治療の目的を以て,レンズ核切截,黒質切截及赤核切截を施行したので,其四肢拮抗筋のクロナキシーを測定して次の結果を得た。
1)レンズ核切截。12例何れも拮抗筋は一致しなかつた。
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