Japanese
English
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小經前頭開頭法
Small Transfrontal Craniotomy.
佐野 圭司
1
Sano, Keiji
1
1東京大學醫學部清水外科教室
11st. Strgical Dept., Tokyo Uhiv.
pp.227-229
発行日 1950年7月1日
Published Date 1950/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200126
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下垂體部あるいは視束交叉部に到達するための開頭法ほど種々の方法が考案されたものは,腦外科の歴史上珍らしい。第1圖は成書1)2)3)4)に記されている諸法をかかげたもの(a—eは中田氏4)圖より改變)であるが,この中現今も行われることのあるのはf, gぐらいのもの2)であろう。
近來最も多屬の腦外科醫により常用せられているのは衆知のように,主としてDandy3)により完成された比較的小さな開頭法(第2圖,左の2圖は中田氏圖より改變)である。彼はHeuer法を例に引いて從來の大開頭法を非難しているが,その大要はつぎのようである。
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