増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
第2章 精神科診断の先達
精神科診断の基本視座—私の場合
加藤 敏
1,2
1小山富士見台病院
2自治医科大学
キーワード:
精神科診断
,
psychiatric diagnosis
,
精神病理学
,
psychopathology
,
神経症
,
neurosis
,
統合失調症
,
schizophrenia
,
うつ病
,
depression
Keyword:
精神科診断
,
psychiatric diagnosis
,
精神病理学
,
psychopathology
,
神経症
,
neurosis
,
統合失調症
,
schizophrenia
,
うつ病
,
depression
pp.605-613
発行日 2021年5月15日
Published Date 2021/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405206339
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clinical pearl
・精神医学のポリグロットを目指せ
・精神科臨床においては,①生命力動/人格(・認知・言語)構造,②裂開相/内閉相,③うつ病-認知症中間(移行)領域などの中間(移行)領域の視座を基本視座とする
・患者との実際のコミュニケーションにおいては,神経症性言語,統合失調性言語,脳器質性言語などからなる多言語の備えが重要である
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