Japanese
English
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
なぜACTは身体症状症の改善に有効であり得るのか?
Why Acceptance and Commitment Therapy(ACT)Might be Efficacious for Improving Somatic Symptom Disorder?
武藤 崇
1
Takashi Muto
1
1同志社大学心理学部
1Faculty of Psychology, Doshisha University, Kyoto, Japan
キーワード:
身体症状症
,
somatic symptom disorder
,
SSD
,
アクセプタンス&コミットメント・セラピー
,
acceptance and commitment therapy
,
ACT
,
心理的柔軟性
,
psychological flexibility
Keyword:
身体症状症
,
somatic symptom disorder
,
SSD
,
アクセプタンス&コミットメント・セラピー
,
acceptance and commitment therapy
,
ACT
,
心理的柔軟性
,
psychological flexibility
pp.1633-1639
発行日 2020年12月15日
Published Date 2020/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405206240
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
抄録 本稿の目的は,身体症状症に対するアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)の有効性について論証することである。本稿の構成は,1)身体症状症における心理的な問題性,2)慢性疼痛に対する心理的アプローチの有効性とその推奨度,3)ACTはどのようなアプローチなのか,4)ACTはなぜSSDの治療に適していると考えられるのか,5)今後の課題となっている。
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.