増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
第3章 うつ病
Depression in children and young people: identification and management(NICE guideline, NG134)
桝屋 二郎
1
Jiro Masuya
1
1東京医科大学精神医学分野
1Department of Psychiatry, Tokyo Medical University, Tokyo, Japan
pp.550-554
発行日 2020年5月15日
Published Date 2020/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405206070
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ガイドラインのポイント
・5〜18歳の児童青年期に生じたうつ病の判別と医学的管理を目的としたガイドライン。
・2005年9月に発行された同ガイドライン(CG28)を大幅改訂し,新ガイドラインとしてまとめられたもの。
・段階的ケアモデルに基づいて,児童青年期のうつ病の検出とアセスメントを改善しつつ,軽度から中程度および重度のうつ病患者に対する効果的な治療を推進することを目的としている。
・想定されている利用者は,①メンタルヘルスケアの専門職,②メンタルヘルスサービスの提供者やその責任者,③児童青年期のうつ病患者とその家族・支援者である。
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