特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    〔指定討論〕
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                徳重 篤史
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Atsushi Tokushige
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1最高裁判所・家庭裁判所調査官研修所
                
                
                
                
                  1The Research and Training Institute for Family Court
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.843-846
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1983年8月15日
                  Published Date 1983/8/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405203629
                
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家庭裁判所調査官は,非行行動に陥った少年ならびに保護者と個別に面接して,非行のメカニズムを解明し,その処遇指針をたてるのが役割の一つである。
個々のケースには,種々の要因が輻輳している。社会的背景や学校教育にもいろいろな問題点があり,それらも,子どもを非行化させる要因の一つである。但し,そのような環境の中にあっても,非行化しない子どもが大部分である。非行化する子どもの場合は,家庭の問題点,特に親の養育態度と社会的背景や学校教育の問題点等とが相乗的に影響し合っているのが実態である。

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