Japanese
English
解説
呼吸困難の定量化
Quantitative measurement of dyspnea
長南 達也
1
Tatsuya Chonan
1
1東北大学医学部第1内科
1First Department of Internal Medicine, Tohoku University School of Medicine
pp.963-969
発行日 1990年10月15日
Published Date 1990/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404910023
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
呼吸因難は種々の病態,特に心肺疾患における主要症状の1つであり,患者の運動を制限し,quality of lifeを低下させている。呼吸困難感という個人の内的体験を客観的に把握することは必ずしも容易ではないが,呼吸困難の発症機序を明らかにし有効な対策を講じていくうえで重要である1,2)。本稿では呼吸感覚および呼吸困難の定量的評価法について,実例を交えながら概説する。
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.